1920〜60年代のクラシックカーからヒストリックカーで競技をする為にエンジンのセッティングをやり直した車両、又は10年落ち程度の過走行車両などに使用することが出来ます。またオイルシールが紙製、コルク製、石綿製等の旧型のままでエンジンを組まれている場合や、空冷形式のエンジン、二輪車の4ストロークエンジン(湿式クラッチ形式)等にも対応しています。製造時から何もいじっていないそのままの車両への化学合成油(低粘度オレフィンGrWは特に危険)使用は、オイル漏れ等の問題が発生する為に、お薦めできません。その車両が開発された当時に使用されている潤滑油を、なるべくそのままに近い状態で揃えておくことが弊社の使命であると考えております。
弊社の40番マルチ/50番マルチシリーズには3種類の基油の組合せから成り、比較的新しい旧車(10〜20年程度前)にはお薦めします。更に古い設計で作られているエンジンの場合は、シングルグレードの30番、40番、50番も用意されています。そして、鉱物油100%から50%エステル油混合タイプまで準備されており、エンジンレスポンス改善、オイルシール対策まで考えられております。
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